経済学部:プログラム紹介「グローバル・リーダーズ・プログラム」

専門知識とグローバル経済「現場感覚」を身につける

経済学部の「グローバル・リーダーズ・プログラム」は、独自の体系的なカリキュラムと、海外の大学で博士号を取得し、海外での教育経験の豊富な教員によって支えられています。

商学部と同様、1年次は全学共通の英語スキル科目を履修、1年終了時に英語力と学部科目のGPAなどを基準に優秀な学生15人程度を選抜します。2年次には学部独自の学術英語スキル科目を履修し、併せて外国人教員による基礎ゼミなどで留学に必要な語学力を磨き、経済学の専門知識を英語で学びます。また、8~9月にはアジアの新興国やヨーロッパで行われる短期の海外調査に参加し、グローバル経済の現場の一端に触れます。海外調査の綿密な準備と、調査後の英文での報告書作成を通じて、世界の諸問題の解決策を考える力と分析方法を修得できます。

3~4年次には海外協定校に1年間留学し、帰国後はより高度な学術英語スキル科目を履修して語学力を一層高めるとともに、大学院レベルの専門科目を英語で学びます。ここまで修了した学生には「修了証書/優等学位」が授与されますが、優秀な学生はさらに修士課程に進学し、1年で英語による修士論文を作成し、修士号を取得することができます。

経済学部 グローバル・リーダーズ・プログラム

経済学部の「グローバル・リーダーズ・プログラム」は、専門科目の必修単位の6割以上を英語で修得する点に特徴があります。経済学の基礎科目が日本語と英語の両方で提供されるほか、多くの専門科目を英語で履修できます。国や地域同士が緊密に影響を与え合う世界の現状を踏まえ、優れたグローバルリーダーとして活躍するためには、英語によるコミュニケーション能力に加えて、深い専門知識と問題解決能力が不可欠です。さらに海外調査や留学等で身につけたグローバル経済の「現場感覚」は、その力を実践で活かす礎となることでしょう。