全学的な取組み・施策について
一橋大学では、下記の4つの側面からグローバル人材の育成を全学的に進めています。(※文中のリンクをクリックすると、別ウィンドウで関連サイトが開きます。)
社会科学の専門知識の養成
本学は実学を重視する伝統にのっとり、グローバルな課題の実践的解決を図る能力を育成します。本学の特色であるゼミナールは学部1、2年生から全学部で開講され、少人数で切磋琢磨して課題探究能力を培います。また、基礎科目だけでなく専門科目においても学部間の垣根を越えて幅広く履修することが可能となっています。外国人教員や海外での教育研究経験を持つ教員による英語での開講科目(1)も多く、『社会科学の総合大学』としてのユニークネスと強みを最大限に発揮し、グローバル世界を生き抜く人材を養います。
コミュニケーション力の養成
ゼミナールに代表される少人数・双方向の教育は、課題探究・解決力のみならず、アクティブ・ラーニングを推進し、議論・プレゼンテーションの力を涵養します。加えて、習熟度別・少人数クラスで開かれる「英語コミュニケーションスキル科目」は、外部機関の参画を得て平成25年度から1年次必修化され、英語での実践的なコミュニケーション力を飛躍的に向上させています。また商学部では、学部教育科目の中で独自に体系づけたPACE (Practical Applications for Communicative English) 科目を開講しています。
産学官連携キャリアプランニング
国内外に広がる同窓会組織「如水会」の強力なバックアップを得て、ゼミや短期海外研修、海外インターンなど、問題解決能力を養う場を数多く提供しています。国内外の各界現役実務家が指導、多彩なラインナップで開講されている如水ゼミ(如水会寄付講義)は、本学が標榜する現場主義を反映したものです。また、文理共鳴科目では、先端科学技術や各国社会構造等、多様な知識や情報を組み合わせて課題解決に導く学際的能力を養います。
グローバルスキルの実践
グローバルスキルは現場で磨かれてこそ発揮され得るものです。建学当初から海外留学に力を入れてきた本学では、内容・派遣人数とも国立大学ではトップレベルの充実した海外留学制度と留学サポート体制を備えています。本学の留学制度の最大の特色は、語学力向上を主眼とした短期海外研修、海外語学研修を含め、留学する学生全員に奨学金を給付している点にあります。短期語学研修で語学力とコミュニケーション力を磨いた上で、ハイレベルな長期留学や海外でのインターンに挑むなど、複数の制度を活用する学生も本学では珍しくありません。
- 注釈
- (1) 全学部生向けの英語開講科目群(HGP)のほかに、各学部が提供する英語開講科目もある。
尚、最新のシラバスに関しては、一橋大学学務情報システム「Cels」 をご参照ください。 visitorの方もIDとパスワードを使わずにゲストログインできます。(シラバス検索へ)